AGAの原因はヘアサイクルの乱れ

AGA、男性型脱毛症とは、脱毛ホルモンとも言われるDHTの過剰分泌が原因と言われています。このDHTは本来、骨や筋肉、性機能などに関わる大事な役割を果たしていますが、増えすぎるとヘアサイクルを乱すことも知られています。
毛には毛周期というヘアサイクルがあります。このヘアサイクルは3つに分けられます。毛母細胞の細胞分裂が活発に行われる成長期、分裂がおさまり毛が抜け落ちるまでの退行期、毛が抜け落ちる休止期の3つに分けられます。
成長期の期間は2から6年、毛母細胞の分裂が活発に行われます。頭髪の9割が成長期です。退行期の期間は2週間程度、毛母細胞の分裂が急激に減り、一気に髪の成長が鈍ります。休止期の期間は3から4ヶ月、完全に毛母細胞の分裂が止まります。ここから成長期に戻るとき古い毛が抜け落ちます。
DHTはこの成長期を短くするのです。通常なら2から6年続くはずの成長期が、AGAになると数ヶ月から1年になってしまい、髪の毛が充分に成長しきる前に抜けてしまいます。これがAGAで髪が抜ける理由なのです。

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